事故GPS位置情報通知サービスの比較

見知らぬ場所で事故や故障やガス欠・パンクなどのトラブルを起こした際、 保険会社のロードサービスに電話で連絡したときに、トラブル場所をうまく伝えることができずに出動までに時間がかかってしまうことが考えられる。 それを解消するサービスが、いくつかのダイレクト自動車保険が提供している「GPS位置情報通知」である。
ダイレクト自動車保険すべてが提供しているわけではなく、保険会社によってサービスレベルの差があるので、「GPS位置情報通知」サービスの提供状況を調べてみた。

GPS位置情報通知サービスの比較


(2018年7月調べ)
会社名 スマホアプリからの
GPS位置情報通知
ウェブサイトからの
GPS位置情報通知
チューリッヒ ✕アプリなし ◯できる
アクサダイレクト ✕アプリなし ✕できない
ソニー損保 ◯ロードサービスの到着状況も確認できる ✕できない
イーデザイン損保 ◯できる ✕できない
三井ダイレクト ✕できない ◯できる
セゾン火災
(おとなの自動車保険)
◯できる(「つながるボタン」あり) ◯できる


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GPS位置情報通知サービスの対応状況のまとめ

初めての場所でのトラブル場所の通知について、意外にも各社の対応状況にバラつきがあった。

GPS位置情報通知機能が実装された契約者向けスマホアプリがあれば、契約後にダウンロードしておいて必要な情報をあらかじめ登録しておくことで、万が一のトラブルの際も慌てずに自分の場所を保険会社のコールセンターに伝えることができる。

しかし、契約者向けのスマホアプリを提供している保険会社は、ソニー損保、三井ダイレクト、イーデザイン損保、セゾンの国内系ネット損保だけである。
インターネットでビジネスをやっているのであれば、契約者向けのアプリくらい提供して当たり前だと思うのだが、SBI損保、アクサダイレクト、チューリッヒは提供していない。

なかでも、おとなの自動車保険(セゾン自動車火災)は非常に充実したサービスを提供している。
無料でもらえる「つながるボタン」を車に設置しておけば、いざというときボタンを押すだけでスマホのアプリが起動して、スマホのGPS位置情報や契約情報を保険会社に通知できる。

事故時には慌てて保険会社の連絡先をすぐに探せなかったりするので、この「つながるボタン」の安心感は大きい。しかも無料のサービスだ。

さらに、スマホアプリを事前にインストールしていない場合でも、スマホのブラウザでアクセスしたウェブサイトからGPS位置情報通知ができる。スマホアプリとウェブの両方に対応しているのはおとなの自動車保険だけだ。

次に面白いのはソニー損保のスマホアプリだ。
これはタクシー配車アプリのように、スマホアプリからロードサービスの出動依頼ができ、そのうえロードサービスの到着状況がリアルタイムで確認できるものだ。
さらに、現場の写真まで送信することができるとともに、事故時に現場でメモしておくべき事項がアプリがナビゲートしてくれる。
SBI損保、アクサダイレクト、チューリッヒは前述の通りアプリの提供をしていない。 ただ、アプリを提供していない会社でも、チューリッヒやSBI損保、三井ダイレクトはスマホのブラウザからウェブサイトにアクセスすれば、GPS位置情報を保険会社に通知できる仕組みを整えている。

アプリもウェブも対応していない唯一のネット損保はアクサダイレクトだ。 これは代理店がいないダイレクトの自動車保険会社としてのサービスレベルに疑問符がつく。

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