自動車保険のロードサービス:拠点数・無料レッカー距離

ダイレクトの自動車保険は、事故や故障の際のレッカーなどの無料ロードサービスがひとつのウリであるが、これは保険会社が運営しているのではなく、保険会社の提携するロードサービス業者に、保険会社が全契約分を包括して委託をしているというものである。

多くの場合自動車保険契約そのものではないため、保険証券や契約の約款にロードサービスの内容が記載されるものではなく、あくまでもサービスとして提供されるものだ。
※セゾン(おとなの自動車保険)は保険契約の1つの特約(オプション)となっているため、サービスではなく「保険商品本体」である。
ここでは、ダイレクト自動車保険のロードサービスの中でも利用する可能性が高く、かつ保険会社間の差が大きいレッカーサービスの無料距離数を比較してみる。

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ロードサービス比較:出動拠点数 無料レッカー距離数


(2016年2月調べ)
会社名 出動拠点数 無料レッカー距離数
チューリッヒ(一括見積サイト経由での申込) ×無料サービス自体なし ×無料サービス自体なし
チューリッヒ(公式サイトでの申込) 9,500 100キロまで
アクサダイレクト 9,501 35キロまで
アメリカンホーム 9,600 50キロまで
ソニー損保 9,000 50キロまで
三井ダイレクト 3,300 50キロまで
そんぽ24 9,500 100キロまで
SBI損保 9,680 50キロまで
イーデザイン損保 9,300 60キロまで
セゾン(おとなの自動車保険) 8,000 無料レッカー提供はなし
JAF 直営247/指定工場1,474 15キロまで

チューリッヒは、インズウェブや価格.com、NTTイフなどの一括見積りサイト経由で申込んだ場合には、TVCMでやっているような無料ロードサービスは一切ないので注意が必要だ。
チューリッヒは、一括見積りサイトでは価格を安く見せるために「ネット専用自動車保険」というロードサービスが無料セットされていない商品を販売しているが、 そのことに気づかず、テレビCMのようなサービスを期待してしまうと痛い目にあう。
<テレビCMのような無料ロードサービスが必要な場合は、チューリッヒ社の公式サイトから加入する必要があるが、保険料は一括見積りサイトの「ネット専用自動車保険」より高くなっている。

その他の会社は拠点数ではJAFを基準に考えると、最も数が少ない三井ダイレクトでも3,300とJAFを上回っておりどの会社でも基本的には問題ないと思われる。

むしろ、無料のレッカー距離数が重要である。
一般的に無料距離数を超えた場合の1キロあたりの単価は600円程度であり、仮に10キロ超過すると6000円自己負担となってしまう。

無料の距離ではチューリッヒとそんぽ24がダントツの100キロまで、次いでイーデザインの60キロ、SBI損保、ソニー損保、三井ダイレクトの50キロ、アクサ損害保険の35キロと続く。


三井ダイレクトでは、契約者であってもJAFの会員は、原則JAFに取り次ぐことになっていることに注意が必要だ。その場合、JAFの距離と合わせて65キロまで無料になる。
JAF会員はJAFに取り次いで、基本料金や15キロまでの牽引料金を自社負担せずに済ませるやり方はうまい。

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ダイレクト自動車保険のロードサービスとJAFの違い

ダイレクトの自動車保険に加入し、ロードサービスがついてくるのであれば、JAFを退会すれば年会費が4,000円を削減できる。

ほかにJAFとダイレクトの自動車保険のロードサービスの大きな違いがある。

JAFは契約者本人であれば、どの車を運転していても補償される(逆に、自分の車を他人が運転していた場合は補償されない)のに対し、ダイレクトの自動車保険の無料ロードサービスは、一般的に契約の「車」に補償がつくため、他人の車を運転している場合では補償されない(逆に、他人が自分の車を運転している場合でも補償される)。
この違いを理解することが大切である。


JAFのロードサービスは「人」についている補償
損保のロードサービスは「車」についている補償

ということを理解しておくと、JAFを解約すべきかどうするかの判断がしやすいと思う。
他人の車をよく借りて運転するのであればJAFをやめないほうがいい。

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